萌えボイス
 
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萌えボイス作成
 

声優名 神渡夕夏  [ 声優詳細情報 ]
価格 2210円 文字数 1686文字
サイズ 8176.8 KB 公開日 2012年10月11日
声のタイプ - ファイル形式 zip
売れ行き
 この作品の販売回数 : 0回
作品内容  ネット小説のキャラボイスです。

台詞
…あ、ティス君。…もう帰るの?
…そう。…また聞きたい事でもできたの?
…また人間のお話を読んでいたの?…ティス君は本当にそのお話が好きだね
…御伽話だからだよ、ティス君。…本当の事なら、一つの真実しか描く事はできないから
…そうとも限らない。…その本が嘘か真か、判断するのは読んだ者自身だから。…読んだ者がいると思うのなら、本当にいるかもね
…それでいい。…絶対に考えなきゃいけない事は、大きくなってから考えればいい。…今は、好きな事を好きなだけ考えて
…そう、それはいつか、必ずティス君の役に立ってくれる
…そういえば、シャンドラの所に行くんじゃなかった?
…行ってらっしゃい

ティス?ちょっと待ってちょうだい
いらっしゃい、ティス。また何か聞きに来たの?
いいわよ。とりあえず入りなさい。ジュースいれたげるから
おっ待たせー。ブドゥアジュースでいいわよね?
人間、ね。今日読んだのは、人間の出てくるお話なのかしら?
ゼフォンさんらしい解答ね。子供に難しい事言っちゃって
ティスは本を読んで、どう思ったの?
怖い?
うーん、そうねぇ。確かにほとんどの神話や伝説では、人間は身勝手で自分の事しか考えていない、愚かな生き物として描かれてるわね
じゃあ、ティスはどうだったらいいなって思うの?
もしも人間という生き物が存在していたとして、確かに読んだ本の内容通りの生き物だったのなら、それはとても怖い事だわ。ティスは、そうであってほしい?
ティス。ゼフォンさんが言ってたのでしょう?読んだ者が決める事だって
ふふ、いいこと教えてあげるわ。ティス。本のいいところっていうのはね、読んだ者が好きなように内容を受け取れるところなのよ
時として本は、本を書いた者の予想と思惑を超えて、読み手の想像力で作品はどこまでも進化していけるの
百の悪魔がいれば、百通りの読み手の見解がある。見解の数だけ進化の可能性が存在する。ティスは今日、一冊の本を進化させようとしているの
そうよー。ティスは、どんなふうにその本を進化させたい?
あら、どうして?怖いんじゃなかったの?
素敵な考えね
でも、人間は怖いんでしょう?
知らないことは怖いこと、ね。そんな風に考えられるなんて、ティスは本当にお利口さんね
ふふ…。あ、そうだ。ティス、いいこと教えてあげるわ
ええ、ティスは『禁断の祠』を知ってるかしら?
ゼフォンさん…。大丈夫よ、ティス。呪われるっていうのは、昔からの言い伝えみたいなもので、デマだから
違うわよ、ティス。ゼフォンさんは嘘を言っていたんじゃないの。ティスは、呪われるって言われて、どう思ったの?
そうね。誰だって呪われるなんて言われれば、怖くてたまらなくなるわ。でも、それをデマだと知ることが、ティスの成長につながるの
ええ。何かを知る事で、悪魔は大きくなっていくの。いい事も悪い事も知って、そして悪い事をきちんと選別していけるようになる事が、成長するって事なのよ
今は少し難しいかもしれないけど、もうちょっとすればわかるようになるわ
そうよ。だから、ゼフォンさんの言った事を嘘だなんていっちゃダメよ?
ふふ。じゃあティス。その禁断の祠に何があるのか、知りたくはない?
ふふ。じゃあ、しっかり聞きなさい。禁断の祠の奥には、古い祭壇があるの。その上には、不思議な石が祭られているのよ
それよりももっと大きな石よ。それでね、その祭壇の周りには、それはそれは不思議な壁画が描かれているの
そこにはね。私たち悪魔と、悪魔とよく似た生き物が一緒に描かれているのよ
どうかしらね。確かめてみたら?
まだ日も落ちてないし、行って戻って来るだけの時間もある。見て来たいんじゃないの?
うーん、ちょっとまとめとかなきゃならない資料があるのよ。勇気を出して、一人で行ってみなさい、ティス。男の子でしょ?
えらいわ、ティス。じゃあ、これを持っていきなさい。祠の中は薄暗いから、足元に気を付けるのよ
…でもやっぱり少し不安だから、あとからこっそりついていこうかしら?資料のまとめはさっさと終わらせればいいんだし
ええ、行ってらっしゃいな
ティス、何があったの?ティス!
ティス…?どこにいるの!ティス!


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